よくある質問
- 相続税・贈与税・譲渡所得税について
- 期限後申告の場合は小規模宅地等の特例を適用できないのでしょうか?
- 代表相続人が他の相続人の分も納税することは可能でしょうか?
- 配偶者が相続税申告報酬を全額負担することは可能でしょうか?
- 贈与税は贈与する側が申告するのでしょうか?
- 相続人が申告期限までに死亡してしまった場合、その相続人が相続する宅地について小規模宅地等の特例は適用できますか?
- ゆかりのない地域に存在した預金を相続人が発見することができず、意図的に隠ぺいした預金でなければ、相続税申告後の税務調査で発見されても重加算税は課税されないですよね?
- 障害者控除の結果、相続税がゼロ円となった場合でも相続税申告が必要なのでしょうか?
- お布施の領収書をもらえなかったのですが、相続税計算上、葬式費用に算入することはできますか?
- 相続した空き家を解体して売却し、空き家特例を適用したいのですが、更地の写真を撮り忘れてしまいました。
- 相続した空き家と敷地を共有で相続し空き家を解体して売却したのですが、控除額はいくらになりますか?
- 相続税の障害者控除を適用したいのですが、障害者手帳をまだ申請していません。
- 相続開始直前に多額の贈与を受けたのですが、贈与を受けた額を足しても相続財産が基礎控除以下だから相続税は発生しないですよね?
- 遺産を他の相続人が全部相続する旨の遺言公正証書があり、遺留分侵害額請求の手続きを弁護士に依頼しているのですが、相続税申告期限内に解決しそうにありません。遺留分を取得したものとして相続税申告を行う必要があるのでしょうか?
- 税制改正後の相続時精算課税制度を利用し110万円を非課税で贈与するにはどうすればよいのでしょうか?
- 税制改正後の相続時精算課税制度を利用し父親と母親から年間それぞれ110万円ずつ、合計220万円を非課税で受贈することは可能でしょうか?
- 企業年金の未支給年金には相続税が課税されるのでしょうか?
- 延納されていた相続税の残額や準確定申告の所得税などの国税債務は、遺産分割協議により法定相続分と異なる割合で負担することができないのでしょうか?
- 相続手続きについて
- 不動産の相続登記や預金の解約が完了していないのですが、相続税申告はできますか?
- 遺産分割協議書が完成してからでないと金融機関の手続きができないのでしょうか?
- 税理士に相続税の相談をする前に金融機関の手続きを済ませた方が良いのでしょうか?
- 相続人全員の同意が無いと金融機関から残高証明書を発行してもらえないのでしょうか?
- 遺言がある場合でも、被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本や、相続人全員の現在の戸籍謄本が必要ですか?
- 名義人が死亡すると預金口座が凍結されてしまうのでしょうか?
- 預金通帳で死亡日の残高が分かるから、残高証明書を取得する必要は無いのでは?
- 被相続人とは別の家屋で居住していましたが、住民票は被相続人と同じ住所に置いていました。居住用宅地等の相続として小規模宅地等の特例を適用できますか?
- 出生から死亡までの戸籍は通常何通になりますか?
- 不動産の相続がありますが、司法書士と税理士どちらに先に相談した方が良いのでしょうか?
- 遺産を受け取りたくないのですが、相続放棄の手続きが必要でしょうか?
- 証券会社に預けている株式は、相続と同時に相続人が開設している他社の口座に移管できますか?
- 限定承認を検討していますが、何かデメリットはありますか?
- 法定相続人不存在の場合の特定遺贈の残りの財産の相続税はどうなりますか?
- 鎌田相続税理士事務所について
- 相続専門ということは所得税の確定申告は取り扱っていないのでしょうか?
- 他の税理士事務所の無料相談に行ったら、税理士ではない相談員の方に対応されて、相続税申告代理のサービス内容のみを説明されて、相続や相続税に関する具体的な相談については再度予約を取り有料相談をするか、相続税申告代理を依頼する必要があるといわれました。鎌田相続税理士事務所さんでも初回の相談では税理士に相談に乗ってもらえないのでしょうか?
- 初回の無料相談で、その場で相続税申告を依頼しないといけないような雰囲気にならないでしょうか?
- 相続人間であまり仲が良くないので個別に対応していただくことは可能でしょうか?
- 納税も代理でしていただけるのでしょうか?
- 相続税を納税するための納付書は自分で用意するのでしょうか?
- 相続税申告書を自分で作成したのですが、記入方法がわからない部分があるので教えてもらうことは可能でしょうか?
- まだ父親が健在ですが、自分が住んでいる父親所有の土地と建物を生前贈与しておいた方が良いのか、父親が亡くなったときに相続した方が良いのかを相談したいです。
- 親族が他界してしまい、相続の手続きについて何をどのようにすればよいのかが全くわからず、相続税がかかるのかどうかもわかりません。
- 新型コロナ感染が心配なので、事務所に訪問せずに相続税申告を依頼したいのですが可能でしょうか?
- 相続税申告を依頼した場合、面談は何回行うことになるのでしょうか?
- 相続税申告が申告期限前に完了した場合、申告完了後は相続に関する相談は有料になってしまうのでしょうか?
- 地域としては、どのあたりの依頼が多いのでしょうか?
- 2次相続対策や配偶者居住権を適用した方が良いかどうかのアドバイスももらえますか?
- 相続登記を司法書士に依頼せずに自分で申請することは可能でしょうか?
- 遺言執行者の弁護士や司法書士の対応が遅かった挙句に、税理士を紹介してもらえなかったため、鎌田相続税理士事務所を見つけるまでに時間がかかってしまいました。自分のせいで依頼が遅くなったわけではありませんが、直前加算報酬を払わないといけないのでしょうか?
- 米国にある財産の相続手続きを代行してもらえますか?
相続税・贈与税・譲渡所得税について
期限後申告の場合は小規模宅地等の特例を適用できないのでしょうか?
代表相続人が他の相続人の分も納税することは可能でしょうか?
配偶者が相続税申告報酬を全額負担することは可能でしょうか?
そのため、2次相続対策としては配偶者が負担されることをお勧めします。
贈与税は贈与する側が申告するのでしょうか?
相続人が申告期限までに死亡してしまった場合、その相続人が相続する宅地について小規模宅地等の特例は適用できますか?
ゆかりのない地域に存在した預金を相続人が発見することができず、意図的に隠ぺいした預金でなければ、相続税申告後の税務調査で発見されても重加算税は課税されないですよね?
障害者控除の結果、相続税がゼロ円となった場合でも相続税申告が必要なのでしょうか?
お布施の領収書をもらえなかったのですが、相続税計算上、葬式費用に算入することはできますか?
相続した空き家を解体して売却し、空き家特例を適用したいのですが、更地の写真を撮り忘れてしまいました。
・現状で早めに撮影する。(買主が新しい建物を建ててしまっていても、その写真で受理してもらえる可能性があります。)
・解体業者から取り寄せる。(解体が完了したことを記録するために、更地の写真を撮影・保管している可能性があります。)
・解体業者との契約書等の書類を提出する。
などの代替案が考えられます。市区町村によって対応が様々ですので、早めに市区町村担当部署に確認しましょう。
相続した空き家と敷地を共有で相続し空き家を解体して売却したのですが、控除額はいくらになりますか?
共有者ごとにそれぞれ最高3000万円(3人以上の場合2000万円)まで、譲渡益から控除することができます。
相続税の障害者控除を適用したいのですが、障害者手帳をまだ申請していません。
相続開始時点で、既に障害を負っており、相続税申告時点で、該当の障害者手帳の発行を申請していれば、障害者控除を適用できます。
障害者手帳発行の申請にあたり、主治医の診断書を市役所に提出することになりますが、その診断書のコピーを相続税申告書に添付することになりますので、主治医の診断書を市役所に提出する前に、コピーを取っておくのを忘れないようご注意ください。
相続開始直前に多額の贈与を受けたのですが、贈与を受けた額を足しても相続財産が基礎控除以下だから相続税は発生しないですよね?
暦年課税贈与を多額に受けてしまうと、多額の贈与税が発生します(相続または遺贈により財産を取得する者が、相続開始年中に贈与を受ける場合を除く)。相続人に対する3年以内贈与であれば、相続税課税額から贈与税が控除されますが、相続税がもともとゼロであれば贈与税を控除する対象が存在せず、負担した贈与税が還付されることはありません。そのような贈与を受けてしまった場合には、暦年課税ではなく相続時精算課税に切り替えることにより、税額をゼロにすることができる場合があります。贈与を受けた翌年の3月15日までに、必ず相続時精算課税選択届出書を提出するようにご注意ください。もし、相続時精算課税選択届出書を提出せずに3月15日を過ぎてしまうと、暦年課税贈与を選択したことになり、多額の贈与税を負担することとなり、その贈与税は還付されることはありません。
遺産を他の相続人が全部相続する旨の遺言公正証書があり、遺留分侵害額請求の手続きを弁護士に依頼しているのですが、相続税申告期限内に解決しそうにありません。遺留分を取得したものとして相続税申告を行う必要があるのでしょうか?
民法上の遺産以外の生命保険契約に関する権利等のみなし相続財産が無いのであれば、現段階で相続税申告を行う必要はありません。遺産分割調停等が成立した時点で、相続税申告の義務が生じることになるため、調停等が成立した日から10カ月以内に相続税申告を行えば問題ありません。
税制改正後の相続時精算課税制度を利用し110万円を非課税で贈与するにはどうすればよいのでしょうか?
税制改正後の相続時精算課税制度が適用されるのは、2024年中の贈与からです。
したがって、2024年中に110万円を贈与し2025年3月15日までに「相続時精算課税選択届出書」を提出してください。
2023年中の110万円を贈与し2024年3月15日までに「相続時精算課税選択届出書」を提出してしまうと、2023年中の贈与については、相続時に全額課税されてしまいますのでご注意ください。
税制改正後は、「生前贈与で低い税率で贈与税を申告納税しておき、高い税率の相続税を減らしておきたい」という「超富裕層」以外は、相続時精算課税制度を選択して毎年110万円ずつ贈与をしておくというのが一般的な節税になることでしょう。
なお、相続または遺贈により財産を取得する者以外(孫等)への生前贈与については、引き続き相続時の課税対象になりませんので、年間110万円までの贈与については、相続時精算課税制度を選択する必要はありません。ただし、孫が遺贈により財産を取得する場合は、年間110万円までの贈与についても、相続税申告時に7年内贈与加算の対象となりますので、相続時精算課税制度の選択をご検討ください。
税制改正後の相続時精算課税制度を利用し父親と母親から年間それぞれ110万円ずつ、合計220万円を非課税で受贈することは可能でしょうか?
相続時精算課税適用者が同一年中に2人以上の特定贈与者(父親と母親など)から贈与を受けているときは、特定贈与者ごとに、それぞれ贈与を受けた財産の価額に応じて基礎控除の110万円を按分計算します。父親と母親の両方から110万円ずつ、合計220万円の贈与を受けた場合には、110万円基礎控除をオーバーすることになり、翌年の3月15日までに贈与税申告を行う必要があり、さらに相続時に課税遺産総額に加算されてしまいまうと考えられますのでご注意ください。
企業年金の未支給年金には相続税が課税されるのでしょうか?
企業年金の未支給年金のうち、被相続人が死亡した月までの部分については、公的年金と同様に相続税の課税対象にはならず、遺族の所得税の課税対象(一時所得)となります。企業年金の未支給年金のうち、被相続人の死亡の翌月以降の部分については、みなし相続財産として、相続税の課税対象になります。
延納されていた相続税の残額や準確定申告の所得税などの国税債務は、遺産分割協議により法定相続分と異なる割合で負担することができないのでしょうか?
国税通則法第5条2項では、遺言による相続分の指定がない限り、法定相続分によることとされています。
相続税申告書第1表の付表1の「承継割合」や準確定申告書付表の「相続分」の欄も、法定相続分もしくは遺言による指定相続分を記入することになっています。
したがって、遺産分割協議により法定相続分と異なる割合で負担することとした場合、負担が多くなった相続人から負担が少なくなった相続人への贈与とみなされたり、負担が少なくなった相続人がプラスの財産を相続しなかった場合には、その相続人の負担すべき国税債務の分の債務控除ができないことになるので注意しましょう。
ただし、通常の債務は、遺産分割協議書の負担割合は、債権者に対抗できなくても相続人間では有効であるため、国税についてもあまり税務署から指摘を受けることはないかもしれません。
相続手続きについて
不動産の相続登記や預金の解約が完了していないのですが、相続税申告はできますか?
遺産分割協議書が完成してからでないと金融機関の手続きができないのでしょうか?
税理士に相続税の相談をする前に金融機関の手続きを済ませた方が良いのでしょうか?
相続人全員の同意が無いと金融機関から残高証明書を発行してもらえないのでしょうか?
遺言がある場合でも、被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本や、相続人全員の現在の戸籍謄本が必要ですか?
名義人が死亡すると預金口座が凍結されてしまうのでしょうか?
通常は金融機関に窓口や電話で名義人が死亡したことを申し出ないと預金口座は凍結されません。
ただし、病院以外の場所で死亡され、警察により死亡が確認された場合、警察からの金融機関への連絡により預金口座が凍結されることがあります。
また、名義人死亡後に残高証明書等の書類を申請すると、必然的に死亡したことを金融機関に伝えることになるので、預金口座は凍結されます。
さらに、貸金庫を借りていた場合には、預金口座が凍結されると同時に、相続人全員の同意が無いと開けられなくなってしまいますので注意しましょう。
預金通帳で死亡日の残高が分かるから、残高証明書を取得する必要は無いのでは?
普通預金以外に定期預金や借入金、さらに最近では金融自由化により、都市銀行や信用金庫でも投資信託受益権等の金融商品を扱うことが多くなっているため、相続財産の計上漏れを防ぐために、全取引を網羅した残高証明書が必要です。
被相続人とは別の家屋で居住していましたが、住民票は被相続人と同じ住所に置いていました。居住用宅地等の相続として小規模宅地等の特例を適用できますか?
出生から死亡までの戸籍は通常何通になりますか?
不動産の相続がありますが、司法書士と税理士どちらに先に相談した方が良いのでしょうか?
遺産を受け取りたくないのですが、相続放棄の手続きが必要でしょうか?
証券会社に預けている株式は、相続と同時に相続人が開設している他社の口座に移管できますか?
限定承認を検討していますが、何かデメリットはありますか?
税法上は、限定承認により、被相続人から相続人にすべての資産が相続開始時の時価で譲渡したとみなされ、譲渡所得税の準確定申告が必要になり、相続人は不動産を相続しなかったものとみなされるため、小規模宅地等の特例を適用できなくなります。
法定相続人不存在の場合の特定遺贈の残りの財産の相続税はどうなりますか?
鎌田相続税理士事務所について
相続専門ということは所得税の確定申告は取り扱っていないのでしょうか?
準確定申告、換価分割時の譲渡所得税申告については取り扱っておりますのでご安心ください。
他の税理士事務所の無料相談に行ったら、税理士ではない相談員の方に対応されて、相続税申告代理のサービス内容のみを説明されて、相続や相続税に関する具体的な相談については再度予約を取り有料相談をするか、相続税申告代理を依頼する必要があるといわれました。鎌田相続税理士事務所さんでも初回の相談では税理士に相談に乗ってもらえないのでしょうか?
初回の無料相談で、その場で相続税申告を依頼しないといけないような雰囲気にならないでしょうか?
相続人間であまり仲が良くないので個別に対応していただくことは可能でしょうか?
追加オプション(報酬全体の20%を加算)により個別に対応することは可能です。
- 代表相続人がお一人で対応
⇒個別対応オプション不要
- 代表相続人と共に他の相続人も同時にご来所または同時に電話やリモート会議等により対応
⇒個別対応オプション不要
- 代表相続人と他の相続人が別々にご来所または別々に電話やリモート会議等により対応
⇒個別対応オプション追加
個別対応オプション追加の場合、弁護士法上、必然的に税理士が遺産分割協議書を作成できなくなるため、必要に応じて弁護士を紹介させていただきます。
納税も代理でしていただけるのでしょうか?
相続税を納税するための納付書は自分で用意するのでしょうか?
相続税申告書を自分で作成したのですが、記入方法がわからない部分があるので教えてもらうことは可能でしょうか?
まだ父親が健在ですが、自分が住んでいる父親所有の土地と建物を生前贈与しておいた方が良いのか、父親が亡くなったときに相続した方が良いのかを相談したいです。
親族が他界してしまい、相続の手続きについて何をどのようにすればよいのかが全くわからず、相続税がかかるのかどうかもわかりません。
新型コロナ感染が心配なので、事務所に訪問せずに相続税申告を依頼したいのですが可能でしょうか?
相続税申告を依頼した場合、面談は何回行うことになるのでしょうか?
相続税申告が申告期限前に完了した場合、申告完了後は相続に関する相談は有料になってしまうのでしょうか?
地域としては、どのあたりの依頼が多いのでしょうか?
2次相続対策や配偶者居住権を適用した方が良いかどうかのアドバイスももらえますか?
相続登記を司法書士に依頼せずに自分で申請することは可能でしょうか?
遺言執行者の弁護士や司法書士の対応が遅かった挙句に、税理士を紹介してもらえなかったため、鎌田相続税理士事務所を見つけるまでに時間がかかってしまいました。自分のせいで依頼が遅くなったわけではありませんが、直前加算報酬を払わないといけないのでしょうか?
米国にある財産の相続手続きを代行してもらえますか?
なお、相続税申告手続き自体については代行することが可能です。