もっともお得にインターネットFAXを利用するには?

まず、eFaxに登録しました。

文書やイメージのやりとりにFAXを使わないと思いますが、一応事務所としての体裁を整えるために、インターネットFAXで一番人気のeFaxに月1,500円で登録しFAX番号も名刺に記載しました。

eFax

しかし、たまに税理士会からの重要な情報が来るものの、来たのはダイレクトメールばかりで一々見るのも面倒なので、FAX番号を変更し、一般には公開せずに税理士会や必要なお客様にだけ伝えようと思い立ちました。

FAX番号が名刺にあるかないかなんて、本当に自分も全く気にしなかったですから。


もっと安いのはPamFax?

でも、ほとんど使わないFAXのために月1,500円も支払うなんてもったいないので、何か他に安くて良いネットFAXは無いものかと調べたところありました。”PamFax”です。

PamFax

  • プロフェッショナル・プラン 月756円 受信無料 送信月20枚超5円/枚
  • ベーシック・プラン 月502円 受信無料 送信8円/枚
  • Credit Based Payment 月0円 受信不可 送信8円/枚

ということで、送信も月に2枚前後のためベーシック・プランに申し込みました。最低3カ月分(1,773円)からの申し込みということで、不便で変更するリスクも考え割高ですが、1,773円クレジットカードで払い込みました。


いやいや、やっぱりeFax?

そして、それまで利用していたeFaxを解約しようと電話し、解約したいと告げたところ、

“年間3,000円のプランに変更することもできますがいかがいたしましょう?”との回答でした。

  • eFax(通常) 月1,500円 受信送信共に月150枚超10円/枚
  • eFax(提案) 年3,000円 受信月10枚超30円/枚 送信30円/枚

提案された案ですと、ダイレクトメールが大量に来なければ月あたり250円で済む計算です。そして、送信はPamFaxのCredit Based Paymentで8円/枚で可能です。

しかし、既にPamFaxのベーシック・プランに申し込んでしまったので、

“一度解約して、3か月後に年3,000円プランを申し込めますか?”と質問したところ

“こちらは、もともとeFaxをご利用いただいている方の変更のみで受け付けているプランですのでできません”との回答でした。

とりあえず、ダイレクトメールが来ないようにFax番号だけ変更してeFaxの年3,000円プランも申し込むことにしました。

ちなみに年3,000円プランはeFax Homeという現在は廃止されたプランと料金設定のようなので、解約を申し渡された場合に引き留めるためのみの”裏メニュー“としてのみ残存しているのでしょう。


送信は受信と別会社にする?

eFax年3,000円プランは、送信が1枚目から30円と高いですが、別の会社で月5枚まで送信無料のHELLOFAXというサービスもあるので、送信はHELLOFAXを使うというのもよいと思います。Faxは電話と異なり、送信側のFax番号が見知らぬ番号だからと受信拒否されることはありませんから。

  • 最低限のコストでFax番号を取っておきたい方は、

eFax年間3,000円プラン+HELLOFAX月5枚まで送信無料+月5枚を超えたらPamFaxのCredit Based Paymentで、

月250円+送信料0~8円/枚 がおすすめです。


使い勝手も重視するなら?

  • 送信も受信も同じサービスで完結したいという方は、

送信が月11枚までなら、eFaxの年3,000円+送信30円/枚

送信が月11枚超なら、PamFaxのベーシック・プラン月502円+送信8円/枚 がおすすめです。

機能的には、eFaxの「Fax番号+@efaxsend.com」のメールアドレスからFax送信できる機能はとても便利だと思います。

Adobe等でPDFを編集し、編集画面からメールボタンで直接送信できるので、PDFをいったん保存して、保存したPDFを探してアップロードするという手間が省けるので。

早期教育に良い絵本は?

私には2歳になったばかりの娘がおりますが、胎教から家庭保育園をやっております。

家庭保育園は第1教室から第5教室までありますが、サポートを受けるには最低3教室申し込む必要があるのと、第1教室から第3教室でボリューム的にいっぱいいっぱいになってしまうと思ったため第1教室から第3教室の申し込みにとどめました。

実際に子供に教材を与えてみると、うまくいかないことが結構あると思います。

第1教室は、市販されている名作の絵本が大量に送られてきました。

胎教のときから寝返りを打ち始める前までは、起きている時間は絵本の読み聞かせをしていましたが、生後6カ月くらい経過し、自分で絵本を触りたがるような時期になると問題が生じました。

  1. 手の力が弱くて絵本のカバーが硬くて自分でめくれない。
  2. 歯が痒くて絵本を噛んでしまう。

家庭保育園の場合は、絵本の対象年齢よりも早く絵本を読み聞かせて、絵本に触れさせようとするために生じる問題です。

絵本を噛んでしまうのは、歯が生えようとしているため痒くてやってしまうことです。

ラミネーターを購入し、お気に入りの絵本をカラーコピーラミネートして与えても、無機質だからかやはり気に入ってもらえませんでした。

まあ、噛んだとしても大量に紙を飲み込むわけではないですし、端っこがぐじゃぐじゃになったところで読めなくなるわけでもなく、本人は全く気にしていないので仕方がないと割り切れます。しかし、ゼロ歳児だとまだ手の力が弱く絵本のカバーが硬くて上手くめくれないのは致命的です。

そこで、ゼロ歳児でもめくりやすい絵本は無いものかと探し回ったらありました。

こどものとも」という福音館書店から出版されている、月刊絵本シリーズです。

「こどものとも012」というゼロ歳児も対象となった月刊絵本もありますが、全てのページが分厚く硬くて、またまたゼロ歳児にとってはせっかくやっと開いても勝手に閉じてしまったりして全然使い物になりませんでした。

こどものとも年少版」という3歳児向けの月刊絵本が、ゼロ歳児が扱うにはちょうど良いと思います。うちの子供も、ベビーカーに乗りながらご機嫌に「こどものとも年少版」をパラパラめくって遊んでいました。絵本をめくることによって、指先をどう動かせば上手にめくれるのかを考えるため、脳への刺激にもなるようです。

定期購読もできますし、大型書店にはバックナンバーもあるので、気に入った本をたくさん買うのもよいですね。

人間には、見る聞くといったインプットと話す書くといったアウトプットがあり、乳幼児にとってはまず話すことが口の中の複雑な運動を要し至難の業なため、アウトプットが不可能なうちは絵本の読み聞かせや、童謡を聞かせたりのインプットを根気強く行うことが、後々豊富なアウトプットにつながるのでしょう。

家庭保育園も宗教っぽい面がありますが、臨機応変に読みやすい絵本も取り入れたらいかがでしょうか。出版社も、ゼロ歳児がめくりやすい構造の絵本をたくさん作っていただきたいです。

胎教は正直効果の程は不明ですが、家庭保育園をやるなら第3教室のリトミカひろばの絵描き歌は、出産後忙しくなる前に練習がてら覚えておいてください。

新興宗教っぽいか否かの判断

税理士のとある団体に去年7月に入会しましたが、6カ月で退会しました。
映画の題材にもなったカリスマ税理士が税理士の運命打開を目指して設立した組織であり、他のベンダーとは一線を画していると思ったことと、他のベンダーよりは色々と高いけれど、税理士も高度IT化が必要なので、システムにお金を掛けるべきだと判断したためです。

しかし、実際に入会してみると私が目指す道とは違っていました。

  • 企業防衛(生命保険を売ること)を数値目標にしている。
  • とにかく自計化(記帳代行せず自分で記帳させる)が正義だと主張する。
  • 巡回監査は全部監査だと主張する。
  • なかなかクラウド会計を導入しない(導入したがなぜか一番高いクラスにしか導入しない)。
  • 一部の常に登壇しているような会員(バッチ会員?)は調子が良さそうだが、その他の会員の中にはシステム利用料の支払いが大変だと嘆いている人もいた。

全国会がバイクの前輪で、株式会社がバイクの後輪だという話をよく聞かされましたが、おそらくバイクの前輪が大御所税理士ばかりで、ユーザーのニーズを捉えきれていないのだと感じられます。
新興宗教の最大の特徴は、「信じる者は救われる」と自分で言ってしまうところだと思います。
信じるに値するものは、わざわざ「信じる者は救われる」と言われなくても信じられるものです。
わざわざ自分から「信じてください」というような人は信じる必要はありません。
自分が理解し納得できたものだけを選択できることが独立の醍醐味であるはずなのに、「信じる者は救われる」と洗脳されて、わざわざ不合理な選択をしてしまうというのは非常に愚かなことです。
リーガロイヤル東京で入会者全員に対して行われる入会セミナーから「この会には“ハイ”か“イエス”しかない」と言われました。とにかく団体の先輩税理士の言われたことを信じて実行すれば必ず成功するとのことでした。まさに、「信じる者は救われる」の世界です。

また、「自利利他」という仏教用語(?)も売りにしています。分かりやすくいうと「情けは人の為ならず」というような意味だと思います。しかし、この団体では、「企業防衛(生命保険を売ること)や自計化のような自分が一見クライアントに嫌がられそうで勧めたくないと感じるようなことでも、クライアントにとっては良いこと(利他)なのだから、勧めることが結果的には自分の利益(自利)になるのですよ」と言いたいようです。「クライアントに勧めたくない(自利)から勧めない」ということでは、自分の勘定を優先的に考えていることであり、クライアントのため(利他)に反するから、自分の成功には繋がらないという論法です。

その時点でかなり違和感を感じていましたが、「ニューメンバーズフォーラム」という入会3年目までの会員対象の1泊2日のフォーラムはとても役に立つ集会だから出たほうが良いと説明され、会費1万円を支払って出席したら、やっぱり「この会には“ハイ”か“イエス”しかない」と言われ、いつもの企業防衛(生命保険を売ること)の話や自計化を進めろという話、最近流行のクラウド会計システムはチェック機能がぜい弱で危険だという話など、いつもと同じ、夜の飲み会でも同じ話で、会の宣伝を聴くためにわざわざお金を払ったような結果になりました。最後は、「成功をつかみ取れ!」とみんなで合唱して締めくくられました。

この団体の税理士はよく、巡回監査は全部監査であり、部分監査である公認会計士監査より勝っているという話をされましたが、それは大きな間違いです。

公認会計士監査もその昔は全部監査を行っていましたが、その結果網羅性(すべての取引が会計情報に反映されていること)の欠陥等の会計不祥事を見破ることができない事例が多発しました。そして、ヒアリングにより企業の全体的な状況を把握し、その内容をふまえて、リスクアプローチによりリスクが高い部分に焦点を当てて部分監査を行うようになったのです。

金融商品取引法や会社法等の法的に義務付けられた監査においてさえ、リスクアプローチによる効果的かつ効率的な監査が要請されているにもかかわらず、クライアントの自主的な要望に応じて実施する税理士の巡回監査について、一律に全部監査を実施すべきとすることは、クライアントに余計な作業の対価を支払わせていることになるわけです。

私は、最小限のコストで本当に必要なものだけをクライアントに提供したいという当たり前のことを考えを持ち、当たり前に思えることを実行する方が、精神衛生上も楽で最大限の力を発揮できると思い団体を退会しました。

自利利他」という言葉を敢えて借りるとするなら、「自利」(自分の満足感)も大事にしないと「利他」を生み出すこともできないと考えたわけです。

税理士に限らず、社長様、事業主様におかれましても、「信じる者は救われる」という人にはごまかされず、自分の感性を信じて、自分が自然に受け入れられるものを取り入れて頂ければと思います。

複合機はリース契約するべきか?

新規開業するといろんな企業から営業マンが近寄ってきます。

基本的には、営業マンに営業トークに乗せられて何かを契約するのはやめるべきだということを、新規開業する方は肝に銘じておくべきでしょう。

おそらく、開業後自分が買いたいものはたくさんあるはずです。

自分が独立して社長あるいは事業主になった以上、自分が事業を行うために、自分が本当に必要だと思うものを自由に購入することができるというのが独立の醍醐味の一つでもであり、自分の意思に反した契約をする羽目になってしまっては、責任のみが自分にのしかかり、金銭的な自由を奪われてしまうことに他なりません。

営業マンの営業トークに乗せられて契約するのも、自分の意思ではありますが、その意思は営業マンの営業トークによって作られた意思であり、高額な契約の結果、自分の金銭的な自由を奪われてしまい、結果として自分の意思に反した決定と同様の決定となってしまうのです。

基本的には飛び込み営業、電話営業は聞き入れないスタンスが正解だと思います。

ご挨拶に参りました~。」は、絶対に挨拶だけでは済まないので受け付けない覚悟が必要です。

新規開業にあたり最も気を付けるべきは、複合機のリース契約です。

今時事業を始める方のほとんどは、ペーパーレス化を意識しており、FaxもインターネットFaxが普及しているため、簡単なスキャナーと簡単なプリンタがあれば済むと思う方が多いはずです。

しかし、ひとたび複合機の営業マンが来ると、何となくあった方がいいかなと思ってしまい、しかもリース契約なら月々の負担も割と少なく済んでしまいます。

消費者としての契約ならクーリングオフ制度がありますが、事業主としての契約の場合は残念ながらクーリングオフ制度はありません。

でも、不要なものを買わされるリスクは、消費者でも事業主でも変わりません。

むしろ、事業主の方がビジネスマナーをついつい心がけてしまうため、営業マンに付け入られてしまうリスクが高いです。

私は、ある大手OA機器商社に、挨拶代わりに分厚いカタログを置いて行かれ、2回目に複合機の提案をされました。25,000円×60カ月=150万円の複合機を売りつけられそうになりましたが、150万円には充実したメンテナンスが含まれているとのこと。

しかし、仮に廃業等で使用しなくなった場合でもリース料残額相当の違約金を支払らわなければなりません。つまり、使用しなくなってメンテナンスが不要になっても、大手OA機器商社は150万円に含まれているメンテナンス料をまるまる収益化することができるわけです。

それでも、「殿、今こそご英断を!」とか営業マンに乗せられてしまい、リース契約書に印鑑を押した後に、冷静になってキャンセルしたくなった場合にどうすればよいか検証してみました。

1.物件の搬入を阻止する。

公益社団法人リース事業協会のリース契約書の主な条項では次のように示されています。

「L第 2条  物件は売主から搬入されます。賃借人は物件を検査し瑕疵がないことを確認して、借受日を記載した物件借受証を賃貸人に発行します。この借受日をもって賃貸人から賃借人に物件が引渡されたものとします。」

つまり、最悪物品の搬入を拒否すれば、契約は成立していないと主張する余地があります。郵便受けに入るようなものだと勝手に納品されてしまいますが、ドアを開けなければ搬入できません。勝手に入られた時点で、住居不法侵入ですが、勝手に入られて勝手に物件を置いて行かれても検品しなければ契約は成立しません。

2.普通にキャンセルを電話等で通知する。

ただ、普通の良心的な業者なら、契約直後、リース会社の審査期間中等にキャンセルを電話で通知すれば、後でキャンセル文書を持ってきてくれて、文書で正式にキャンセルできます。

3.民法95条による錯誤無効を文書で主張する。

キャンセルというと、一度営業マンに「ありがとうございます!一生懸命サポートさせていただきます!」と感謝してもらった後で、借主側の都合でのキャンセルのようで気が引けてしまいます。しかし、たいていの営業マンはその場で契約書に判子をを押してもらうことでいっぱいいっぱいで、契約内容の中身まで詳しく説明してくれません。例えば、中途解約にはリース料残額相当の違約金がかかることなどは、きちんと説明されなければ素人はわかりません。そんな契約内容だとは知らずに、営業トークに乗せられて、錯誤により判子を押してしまったということを文書で業者の代表者あてに送付します。業者側は、そんな錯誤無効主張文書などは当然作成してくれないので、文書は自分で作成するしかありません。

4.営業マンが来たらなるべく消費者を装う。(個人事業主の事前対策)

これは、個人事業主の事前対策ですが、なるべく物件の利用方法等を一般消費者としての利用方法についても話をしておき、契約書に署名捺印するときも、屋号などは間違っても書かずに、自宅住所と個人名で契約書を交わしておきます。屋号付きのゴム印がないか営業マンに聞かれるかもしれませんが拒否します。このようにして、一般消費者としての契約にしておけば、契約書面受領後8日以内にクーリングオフ通知書を送ることで、クーリングオフによる契約解除が認められる可能性が高いです。それでも、契約書にゴム印を押すように頼まれたら、その業者は契約後のトラブルが多いと考えるのが無難です。

話が横道に逸れてしまいましたが、複合機のリース契約は慎重に検討しましょう!

複合機を使わずにペーパーレス化のために役立つことを後ほど記載しようと思います。

スマホからガラケーに電話帳を移行するには?

やっぱり事業には固定電話があった方がよい?

個人事業や会社の設立にあたって、やはり固定電話はあった方が良いものだと思います。

固定電話を開通したものの、電話番をわざわざ雇う余裕もないため、出かけるときには携帯電話に転送しているが、着信のときに発信元の電話番号が表示されるが、初めから携帯にかかって来たのか、固定電話から転送されて来たのかが区別がつきませんよね?

電話に出るときに「はい、〇〇(名前)です。」と答えるか、「はい、〇〇株式会社です。」と答えるか、あるいは携帯電話にかかってきたなら出られずに留守番電話に転送されても不自然ではないが、固定電話の転送なら通常誰かが出るのが自然で、鳴りっぱなしや留守番電話に転送されるなどは不自然ですよね?

どうすれば区別がつくのか?

1つの携帯電話に2つの電話番号があれば、固定電話の転送先は2つ目の電話番号にしてしまえば良いのです。


2つ目の携帯電話番号を保持するには?

では、1つの携帯電話に2つ目の電話番号を付与するにはどうすれば良いのでしょうか?

スマートフォンなら050PlusなどのIP電話アプリをインストールしておき、固定電話の転送先をIP電話の050番号に設定しておけば、IP電話アプリの通知が鳴れば固定電話の転送だというのが一目瞭然にわかります。

しかし、IP電話には重大な問題点が、それは、音が悪すぎる、ブツブツ切れるといった通話品質の問題です。最近ではコストも安いため、ビジネスでもIP電話を使う業者が増えていますが、たまに何を言っているのかわからないためイライラします。特に、IP電話を使っている相手の方から「聞こえないんですけど!」とか言われると電話を切りたくなりますよね?

そこで、そのようなわけで、転送先をIP電話にするわけにもいかず、2つ目の携帯電話番号を入手するために、不本意ですが、待ち受け専用の携帯電話をもう1台入手することになりました。


2台目の携帯電話を安く保持するには?

そして、ソフトバンクのプリペイド携帯電話「シンプルスタイル」が、3,000円のプリペイドカードで420日間電話番号の維持が可能なため、1カ月215円で待ち受け専用の携帯電話が所持できるということが判明しました。

4,000円分チャージ付きで6,458円の301Zがリーズナブルで、コンパクトでバッテリーも長持ちして、2台目としては手がかからなそうなので、301Zを購入しました。ソフトバンクショップで購入すると、契約事務手数料3,000円が必要ですが、プリペイド4,000円から充当されるので、待ち受け専用としては関係のない話です。

Amazon等で購入すると、事務手数料はかかりませんが、別途3,000円分のプリペイドカードを購入する必要があるので、3,458円以下で新品が販売されていればソフトバンクショップよりも安いことになります。


スマホからガラケーにアドレス帳を移行するには?

前述の通り、待ち受け専用としては301Zは最高の機種なのですが、電話帳を301Zに移行するには、PCとはケーブル接続が取れず、vCardファイルを作成しmicroSD経由で301Zに移行するしかありませんでした。

しかし、icloudもしくはGoogleコンタクトからvCardファイルでエクスポートし、microSDに移動して済めば簡単だったのですが、そうは行きませんでした。

前置きが長くなりましたが、スマホ(iPhone)からガラケー(301Z)に電話帳を移行した手順を記述します。

まず、移行元データの作成です。

  1. iPhoneの電話帳はicloudには保存せず、SynctasticアプリでGoogleコンタクトに保存しています。
  2. Googleコンタクトから移行したい連絡先を選択し、Outlook CSV 形式でエクスポートします。
  3. エクスポートしたCSVファイルは、Excelで開くと電話番号の頭のゼロが消えてしまうので、いったんメモ帳で開きます。
  4. 「-」が「?」に変換されてしまっている等の文字化けを置換機能で修正します。(置換機能を利用するにはExcel上よりもメモ帳上の方が確実です。)
  5. 新規のExcelシートを開き、すべてのセルを選択し、表示形式を文字列に直しておきます。
  6. メモ帳で開いたCSVファイルを全範囲コピーし、文字列に直した新規のExcelシートに、「形式を選択して貼り付け」で書式なしでテキストのみ貼り付けます。

次に、301ZからmicroSDにバックアップしたvCardファイルをCSVに変換します。

  1. 301ZにmicroSDを挿入し、電話機能>電話帳バックアップ>保存を選択する。
  2. 301ZからmicroSDを取り出し、PCに変換アダプタ挿入します。
  3. 携帯アドレスデータCSV変換というソフトをダウンロード・解凍し、アプリケーションを開いて、microSDのvCardファイルを選択し、CSVに変換します。

最後に、移行元のExcelシートから301Z側のCSVファイルへの移行です。

  1. 301Z側のCSVファイルを開き、移行元のExcelシートから301Z側のCSVファイルに1列ずつコピペし保存します。
  2. 携帯アドレスデータCSV変換で301Z側のCSVファイルをvCardファイルに変換してmicroSDのvCardファイルがあった元の場所に保存します。
  3. 301ZにmicroSDを挿入し、電話機能>電話帳バックアップ>読み込みを選択して完成です。

手間がかかりますが、vCardファイルのみでの操作を諦めて、CSVで日常の操作を行うことがポイントです。