早期教育に良い絵本は?

私には2歳になったばかりの娘がおりますが、胎教から家庭保育園をやっております。

家庭保育園は第1教室から第5教室までありますが、サポートを受けるには最低3教室申し込む必要があるのと、第1教室から第3教室でボリューム的にいっぱいいっぱいになってしまうと思ったため第1教室から第3教室の申し込みにとどめました。

実際に子供に教材を与えてみると、うまくいかないことが結構あると思います。

第1教室は、市販されている名作の絵本が大量に送られてきました。

胎教のときから寝返りを打ち始める前までは、起きている時間は絵本の読み聞かせをしていましたが、生後6カ月くらい経過し、自分で絵本を触りたがるような時期になると問題が生じました。

  1. 手の力が弱くて絵本のカバーが硬くて自分でめくれない。
  2. 歯が痒くて絵本を噛んでしまう。

家庭保育園の場合は、絵本の対象年齢よりも早く絵本を読み聞かせて、絵本に触れさせようとするために生じる問題です。

絵本を噛んでしまうのは、歯が生えようとしているため痒くてやってしまうことです。

ラミネーターを購入し、お気に入りの絵本をカラーコピーラミネートして与えても、無機質だからかやはり気に入ってもらえませんでした。

まあ、噛んだとしても大量に紙を飲み込むわけではないですし、端っこがぐじゃぐじゃになったところで読めなくなるわけでもなく、本人は全く気にしていないので仕方がないと割り切れます。しかし、ゼロ歳児だとまだ手の力が弱く絵本のカバーが硬くて上手くめくれないのは致命的です。

そこで、ゼロ歳児でもめくりやすい絵本は無いものかと探し回ったらありました。

こどものとも」という福音館書店から出版されている、月刊絵本シリーズです。

「こどものとも012」というゼロ歳児も対象となった月刊絵本もありますが、全てのページが分厚く硬くて、またまたゼロ歳児にとってはせっかくやっと開いても勝手に閉じてしまったりして全然使い物になりませんでした。

こどものとも年少版」という3歳児向けの月刊絵本が、ゼロ歳児が扱うにはちょうど良いと思います。うちの子供も、ベビーカーに乗りながらご機嫌に「こどものとも年少版」をパラパラめくって遊んでいました。絵本をめくることによって、指先をどう動かせば上手にめくれるのかを考えるため、脳への刺激にもなるようです。

定期購読もできますし、大型書店にはバックナンバーもあるので、気に入った本をたくさん買うのもよいですね。

人間には、見る聞くといったインプットと話す書くといったアウトプットがあり、乳幼児にとってはまず話すことが口の中の複雑な運動を要し至難の業なため、アウトプットが不可能なうちは絵本の読み聞かせや、童謡を聞かせたりのインプットを根気強く行うことが、後々豊富なアウトプットにつながるのでしょう。

家庭保育園も宗教っぽい面がありますが、臨機応変に読みやすい絵本も取り入れたらいかがでしょうか。出版社も、ゼロ歳児がめくりやすい構造の絵本をたくさん作っていただきたいです。

胎教は正直効果の程は不明ですが、家庭保育園をやるなら第3教室のリトミカひろばの絵描き歌は、出産後忙しくなる前に練習がてら覚えておいてください。