営業の丁寧な断り方

営業マンが事務所に来た場合は、全て断っています。今の時代にインターネットで大体のものは購入できるし、購入できる場所は少なくともわかります。

必要なものは必要なときにだけ調べて購入できれば良いので、わざわざ営業マンに提案してもらう必要はありません。

営業マンは良い人でも悪い人でも、一か八か飛び込んで来るため、ほとんどが断られて契約不成立で終わります。

契約不成立分の人件費等のコストを含んだものを購入するのは非常にもったいないことです。

そのため、飛び込み営業やテレアポ営業をしてくる会社のものは絶対に購入しないことに決めています。

さらに、そういう営業は徐々に消滅してほしいので、事務所に来られても、「営業あいさつは全てお断りしています。」と全否定します。

名刺交換もしませんし、「名刺だけ置いていきます」と言われても断ります。

税理士という仕事は、調べ物や計算等の事務作業も多く、お客さんと面談が無くスケジュールが空いていても、その時間は事務作業に当てないとどんどん仕事がたまっていきます。

「いつなら時間がとれるか」と聞かれても答えられません。空いている時間でも、お客さんの相談で埋まる可能性もありますし、そうなった場合にいちいち断りの電話をかけるために、名刺を探したり連絡先を探したり、電話してもつながらなかったりと、余計な時間を取られます。

営業の相手をするということは、工場のラインをストップするということなのです。

営業は断られるのも仕事のうちかもしれませんし、断られることにより成長するのかもしれませんが、営業される方としては、話を聞かされても何の勉強にもなりませんし、時間の無駄になるだけです。

「30分だけでもお時間いただけないでしょうか?」というのも30分あれば、他にやらなければならない仕事があります。

丁寧に断ろうとしても無理だと思った方がいいでしょう。丁寧に断ろうとすると、断ったあと「ああ言えばよかった」という後悔が残り精神的なダメージとなります。

営業マンはきっぱりお断りして、人に迷惑をかけるような仕事は止めてもらいましょう。

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